ダニエル・クレイグの最後の「007」映画を大成功に導くだけではなく、もちろん、ボンド・ファンの観客の健康のことも考えたうえでの提案ですが…、
「007」シリーズの公式サイトとすら言っても過言ではないほど、ファンと関係者の間で定着している「007」情報のサイトMI6 が、製作のイオン・プロダクションと配給の MGM、ユニバーサル映画に対して、「ノー・タイム・トゥ・ダイ」の封切りを夏まで延期することを求める嘆願の公開状をアップしてくれました…!!
米英をはじめとする世界各国で予定されている来月4月の封切りまでに、新型コロナウイルスのパンデミックが終息するとは限らないため、地域の映画館が閉鎖されている可能性はもとより、観客も感染を恐れて、映画館に足を運んでくれないかもしれませんから、公開延期の決断はむしろ、誰にとっても有益であるという主張です。
このまま予定通りに封切っても、ダニエル・クレイグ主演シリーズの最終章「ノー・タイム・トゥ・ダイ」は興行的には失敗に終わった…と、「007」史上の汚点になってしまうかもしれませんし、中国・日本・韓国のアジアを訪問する宣伝活動もキャンセルしてしまったわけですから、いったん公開を取りやめて、もう仕切り直したほうが賢明だということです。
前作の「スペクター」が封切られたのは、2015年の秋でしたから、もう約5年近くも待っていたことを振り返ると、今さら公開が数カ月遅れるのなんて、どうってことない!!、「007」のファンは待てる!!という MI6 に、ぼくビリーは賛同しますが、CIA リーダーのみなさんはどのように思われたでしょう?!、仕切り直して、宣伝ツアーが実施されれば、ボンドガールのアナ・デ・アルマスを生で見ることができるかもしれませんよ!!
March 2, 2020
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