MTA、つまり、市営の地下鉄とバスの職員が、実に84名も新型コロナ感染症により亡くなってしまった…
ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事の4月24日(金)の定例の会見によれば…、
飛沫と言えば、ツバのしずくのようなものを想い描いて、それらは地面に落下するとお考えだろうが、飛沫は空気中に約3時間残存する。車内の座席や手すり、吊り革などのプラスチックや金属の表面に付着したウイルスは約72時間、すなわち、3日間にもわたって、その場にとどまり生息する。
…とのことで、あらためて、公共の交通機関を利用することの危険性がアピールされました。
できるだけ、電車やバスには乗らず、マイカーやバイク、自転車、徒歩などの自力の交通手段を使うようにしてください。また、やむを得ず、交通機関を利用する時は必ず、マスクを着用して、使い捨ての手袋などもする。空いている車両を選んで、周囲に人がいない場所に立ち、座席には座らず、できるだけ、手すりや吊り革にもふれない…などの細心の注意を払ってください。電車やバスに乗るのは今、命がけの行為です。
なお、クオモ知事は新型コロナのウイルスが、空気中に約3時間残存するとは言っていますが、必ずしも、いわゆる空気感染をするとまでは仰ってはいません。
大変に微細な飛沫が空気中に約3時間残存するが、それがどう影響するのか⁉️の実際のところについてはまだ、わかっていないと補足しています。
ですから、地下鉄やバスの車内の空気を吸ったからと言って、即座に新型コロナに感染するとはカン違いをしないでください。しかし、実際のところがわかっていないのであれば、とりあえず、徹底的に警戒だけはしておきましょう。
できれば、公共の交通機関は利用しないほうがよいですし、車両の窓は常にすべて全開にしておく方がよいだろうと思います。となると、窓が開かない新幹線や飛行機に乗るのはやめたほうがいいですね。(via New York Post)
April 25, 2020
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