「人種差別」という言葉の辞書の定義は、いまの現実を反映していないという22歳の女性からの指摘をうけた辞典出版老舗のメリアム=ウェブスター社が同意して、言葉の意味を更新‼️


いわゆるウェブスター辞典で知られる辞書の老舗出版社のメリアム=ウェブスターが…




アメリカの社会で今、起きている史上最大規模の人権活動とも言われる「ジョージ・フロイド抗議」の世相も踏まえ、ミズーリ州在住の大学を卒業したばかりのケネディ・ミッチャムさん22歳からの指摘を受けて、「人種差別」という言葉の定義を更新することにしました。

これまでの「人種差別」の定義は「ひとの特性や能力は人種により決定づけられるという信念から、人種の違いが、ある特定の人種に固有の優越感を抱かせる」といったものでしたが…、

「人種差別はあるものとする前提にもとづいて、それが実現されるように仕向けられた政治的な仕組みや教義による組織的な抑圧の社会的システム」

…といった風に、「ジョージ・フロイド抗議」の中でも盛んに言われている「人種差別はシステムだ!!」の訴えを取り込み、人種差別は人の手によって、意図的に作り出されている社会悪の権力構造であるものとする説明に更新するそうですから…、


差別は単に個人が抱く偏見という主観ではなく、そういう主観を抱くように仕組まれた社会の不公平かつ不平等のシステムであるという、より現実の実態に迫った説明になるものと解釈できそうです…‼️

辞書の言葉の定義を変えるのは、総てのひとの根本的な思想を変えるのに近いことですから、このケネディさんの平和的な抗議の功績は大きいと思います!!(via CNN




June 9, 2020

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