「バードマン」のイニャリトゥ監督が地元のメキシコで新作映画「リンボー」を撮影中だった‼️

レオナルド・ディカプリオが悲願のアカデミー賞の最優秀主演男優賞のオスカー像を獲得し…、


自身も「バードマン」(2014年)での受賞に続けて、まさかの2年連続のアカデミー賞最優秀監督賞の栄冠に輝いた「ザ・レブナント」(2015年)以来となる久しぶりの新作映画「リンボー」(↓)の撮影を…、

アレハンドロ・ゴンサレス・ イニャリトゥ監督が地元のメキシコ・シティで、すでに始めていたことをロサンゼルス・タイムズが報道しました…!!

同監督が自ら執筆した脚本の映画化に取り組んでいる「リンボー」のあらすじは不明ですが、祖国メキシコの政治と社会の近代性をテーマにした内容だそうですから、「グラビティ」(2013年)のアルフォンソ・キュアロン監督が同じく祖国メキシコの近代史をあつかっていた「ローマ」(2018年)に相通じるような作品ではないか…?!と憶測されています。

クリス・ノーラン監督の「インセプション」(2010年)では、夢の狭間の虚無の夢の世界とされた “ リンボー ” は、自殺をとても重罪とするキリスト教の考え方において、洗礼を受けなかった者がたどり着くとされる天国と地獄の狭間のどこでもない場所のことですから…、


もしかすると宗教的な要素も含まれてるのかもしれない「リンボー」の主演に起用されたのは、ペドロ・アルモドバル監督の「バッド・エデュケーション」(2004年)や、ルクレシア・マルテル監督の「ザマ」(2017年)などで知られるダニエル・ヒメネス・カチョ。

前述の「バードマン」と「ザ・レブナント」とで連続して組んだエマニュエル・ルベツキではなく、デヴィッド・フィンチャー監督の「セヴン」(1995年)や、ポン・ジュノ監督の「オクジャ」(2017年)などを撮影したダリウス・コンジがカメラを回している「リンボー」のロケは、クランクインの3月3日(水)から約5ヶ月間ということは、今夏8月はじめまで続くそうですから、いずれ、さらに具体的な情報が伝えられるかもしれませんね…!!

Friday, March 5, 2021

© Original Poster. All Rights Reserved.