Disney+ や Paramount+、ワーナー・HBO Max などと映画スタジオが独自の配信サービスを始めたことから…
これから封切りの劇場公開映画の配信を請けおうことが困難になっていく Netflix と、Sony+ ?!といった配信サービスを持っていないソニピの両社が、お互いに有益なライセンス契約を結んだことが、プレス発表されました…!!
来年2022年公開の映画から…ということは、初秋の9月24日全米公開「ヴェノム 2」や年末の12月17日全米公開「スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム」は含まれないライセンス契約は、Netflix 側が4年間に10億ドル=約1,092億5,379万6,570円を支払って、ソニピ製作・配給の劇場公開映画の新作と過去のライブラリーから一部の作品を配信する権利に加えて、ソニピ企画の配信オリジナルの作品を優先的に取得する権利などを含んだものです。となれば…、
映画ファンの方が真っ先に気になるのは、えッ、ソニピ発の来年からの新作映画を自宅で観るのは、Netflix の配信だけに限られるの?!とか、Netflix ではソニピ作品を映画館での封切りと同時に観ることができるの?!といった点かもしれませんが、あくまでも映画館で上映した興行のあと、Blu-ray や DVD の発売を経て、Netflix から独占配信される…ということですから、Netflix のサブスク会員の方もイチ早く、「モービウス」(2022年1月22日全米公開)や「バレット・トレイン」(封切り日は未定)を観たい!!と思えば、サブスクをしていない人と同様に映画館に出かけなければなりませんし、Netflix に加入しなくても、Blu-ray を買うなどすれば、自宅でソニピの映画を観ることは可能です。しかし、年に2から3本の少数の製作が見込まれている配信限定のオリジナル作品については、Netflix に入るしか仕方がありませんね。ただし…、
Netflix が独占配信できる期間は18ヶ月間、つまり、約1年半だそうですから、そのあとは Netflix 以外のところでも観ることができるようになるはずですが、配信をめぐる動きはパンデミックの感染事情も絡んで、大変に流動的となっているため、契約が見直されたり、作品によっては封切りと同時に Netflix に登場!!といった可能性もあり得るのかも?!とは思っておいたほうがよいかもしれません。と、ひとまず来年からのソニピ映画は Netflix から配信か…と覚えておいてください。