映画館に出かけて、大きなスクリーンで映画を楽しみたい!!と観客が劇場体験を求めている傾向から映画興行は…
パンデミックから復活の初期の段階へと突入し、今年2021年いっぱいをかけて、徐々に回復した客足が再来年の2023年には以前よりも増加するであろう好景気の予想が、金融業界の複数のアナリストから報告されたことを、業界メディア Deadline のデイド・ヘイズがレポートしてくれました…!!
証券市場の投資家向けにエンタメ銘柄の調査を行っている MKM パートナーズのアナリスト、エリック・ハンドラー氏が、パンデミック前の1年間のうちに少なくとも1回は映画館に出かけたという軽い映画好きの1,000人を対象にして、近い将来また映画館に出かけますか?!と尋ねたところ、約6割に近い57%の人たちが「イエス」と回答し、約3割の29%が「わからない」だったものの、「ノー」と答えた人の割合は、わずかに14%だったそうです。で、それでは実際にいつ頃また…
映画館に出かけますか?!と、より現実的な回答を求めたところ、ワクチン接種の普及が前提とはなるものの、約46%の人たちが、これから3ヶ月以内のうちに映画館に出かけるだろうと答え、半年の約6ヶ月間の範囲であれば、72%の人が映画館に足を運ぶに違いないと思っているそうです。となれば…、
これから約3ヶ月先の夏の7月9日に「ブラック・ウィドウ」の全米公開を延期したディズニー・マーベルの判断は実に正しかったように思われますし、エリック・ハンドラー氏は調査の結果のまとめとして、ワクチンの拡がりを受け、前述のように映画興行は復活に向けての初期段階へと突入し、今年2021年いっぱいをかけて、客足は回復していくだろう…と見込んでいるそうです。そうした MKM パートナーズの調べについて…、
映画産業のメッカのロサンゼルスを拠点とする投資会社のウェドブッシュ・セキュリティーズで、やはり、エンタメ分野の市場調査を手がけているアナリストのマイケル・パクター氏は同意し、今年2021年の後半に回復基調に入るであろう北米の映画興行は第4四半期に20億ドル近くを売り上げるだろうと試算してるそうですが、その数字はパンデミック前の一昨年2019年の第4四半期の売り上げが約29億ドルだったことを振り返ると、ウイルス出現前の日常が本当に普通だった当時の6割近くにまで客足が戻る見込みになりますし…、
北米の2大市場のうち西海岸側のカリフォルニア州が約2ヶ月先の6月15日に感染対策の制限を解除することを予定しており、映画館が本来の定員のキャパシティどおりの100%にまで観客を詰め込むことができるかもしれない期待にそえば、6月25日全米公開の「ワイルド・スピード」の第9作めと、前述の7月9日全米公開の「ブラック・ウィドウ」とが映画復活のワンツーパンチになるだろうと、マイケル・パクター氏は思っているようです…!!、そして…、
投資銀行の B. ライリー・ファイナンシャルのアナリストのエリック・ウォルド氏の試算によれば、来年2022年の全米映画興行の売り上げはパンデミック前の2019年に対して、約8%のマイナスでしかないほどにまで客足は回復し、その集客の勢いは増して、再来年の2023年は2019年よりも約6%売り上げ増加の成長に入るだろうと、かなり楽観的な期待が持てる予想をされているとのこと…!!
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いずれにしろ、映画産業が支持するジェダイ民主党のアベンジャーズ政権のバイデン・ハリスがワクチンを注射しまくってくれていることで、これから映画の観客動員が増えていくのはもう決定的のように思われますから、今年2021年後半に入る6月あたりから、CIA も全米映画興行成績のレポートを再開できそうかもしれません…?!、パンデミックの終わりが始まって、本当によかったですね…!!