かつてはディズニー傘下でしたが、現在はパラマウント映画の子会社にあたるため…、
北米ではパラマウント映画の配信サービスの Paramount+ からリリースされるのかな？！と予想できそうなミラマックス TV が製作するミニシリーズ「ザ・クリスティー・アフェア」に、ケネス・ブラナー監督がヒゲの名探偵のアガサ・クリスティー原作シリーズの第1作め「オリエント急行殺人事件」（2017年）でも知られるデイジーが主演し、同時に製作総指揮も務めることが、プレス発表されました…！！
ノース・カロライナ大学の文芸の教授として、小説の書き方を教えている先生でもある作家のニナ・デ・グラモントが今年2022年春に発表するや、故アガサの地元イギリスではベストセラーの第1位に昇りつめ、アメリカでも同様にヒットしたことで、注目を集めていた同名小説をドラマ化する「ザ・クリスティー・アフェア」は…、
いまから約96年も昔の1926年12月当時（の新聞 ↑）、すでに人気作家だった36歳の故アガサが失踪し、その約11日後にノース・ヨークシャーの保養地のホテルに、夫のアーチボルドの愛人の女性の名字を名乗った別人として滞在しているのが見つかった…！！ものの、どうして失踪したのか？！のわけは語られなかったミステリの女王失踪事件の現実のミステリの実話をもとに、架空の愛人のナン・オデアを主人公とし、そのナンが巧みにクリスティー夫妻にとり入って、上流社会にまぎれこみ、やがて、アガサから夫のアーチーを奪ってしまったのは偶然の情事ではなく、ナンが仕掛けた陰謀であり、実はナンとアーチーとの間には運命的な過去のしがらみがあった…！！
…といった次第で、デイジーは問題の愛人ナン役を演じることになりますが、ベテランの映画ファンの方は、ピアース・ブロスナンが主演した「007」シリーズの「ザ・ワールド・イズ・ノット・イナフ」（1999年）でも知られた故マイケル・アプテッド監督が、主人公のアガサ役にヴァネッサ・レッドグレイヴを起用し、夫のアーチー役には、のちにジェームズ・ボンドになるティモシー・ダルトン、そして、共演者にダスティン・ホフマンを迎えた1979年公開「アガサ（邦題「アガサ 愛の失踪事件」）」（↓）を思い出されたかもしれませんし…、
そのアガサを演じたヴァネッサ・レッドグレイヴは故シドニー・ルメット監督の1974年公開の旧作「オリエント急行殺人事件」では、メアリー・デベナム役でしたから、前述のケネス・ブラナー監督版では、そのメアリー役を演じたのがデイジーだった…！！というのも踏まえると、イギリスを代表する大女優のヴァネッサ・レッドグレイヴのあとを、デイジーが追ってるみたいだなぁ…！！と期待されたかもしれないミニシリーズ「ザ・クリスティー・アフェア」は、来年2023年中に撮影をスタートする予定だそうです…！！、お楽しみに…！！
