Benedict Cumberbatch to star in Tomas Alfredson's genre-bending series 'How To Stop Time': ドクター・ストレンジの名優ベネディクト・カンバーバッチが、数百年も長生きし過ぎている主人公の悲哀を演じるミニシリーズ「トム・ハザードの止まらない時間」の製作決定を、カンヌで発表 ! !

来月5月16日(火)に予定されてる第76回 カンヌ国際映画祭の開幕に先がけて…

現地フランスのカンヌでは今日の週明けの月曜日(4月17日)に始まった主にテレビを中心とする映像業界関係者のための見本市 MIPTV(Marché International des Programmes de Télévision)で、フランスを代表する映画スタジオのスタジオカナルが…、


ベネディクト・カンバーバッチのプロダクションのサニーマーチと組んで、そもそもは劇場公開映画にするつもりだった「ハウ・トゥー・ストップ・タイム」の企画を仕切り直し、全6話のドラマ・シリーズとして、来年2024年に撮影を進める見込みの製作発表を行いました!!

主演と同時に仕掛け人のプロデューサーをつとめるドクター・ストレンジによれば…、

原作の小説を初めて読んだ時点で、この物語にはあからさまに可能性があるぞと即座に気づきました。とても長生きの主人公を通じて、ひとが人としてあるとはどういうことなのか、生きるとは何なのかを、作者のマットは、ほかが真似できない彼なりの独自のスタイルで、哀愁とユーモアを込めながら、インスピレーションを与えてくれるドラマを洞察してくれたんです。

…とのことで、ゾーイ・コレッティちゃん出演だから観た!!というファンの Netflix 会員の方もいるに違いない「クリスマスと呼ばれた男の子」(2021年)の原作者のイギリスの作家のマット・ヘイグが、2017年に発表した歴史ファンタジーの小説「ハウ・トゥー・ストップ・タイム」を「トム・ハザードの止まらない時間」と題し、邦訳出版する早川書房の紹介では…

トム・ハザードは歴史の教師として、約400年ぶりにロンドンへ還ってきた。以前に彼がロンドンで暮らしたのは16世紀末…彼は400年以上も生きている「遅老症」なのだ。思い出のこの地で、トムはこれまでの人生を回顧する。生まれた地での魔女狩り、シェイクスピアとの出会い、ペストの流行、太平洋航海、そして、遅老症の人々による謎の組織「アルバトロス・ソサエティ」への加入。この組織に加入させられてから、トムの状況は一変した。ある秘密の責務を負うことになったのだ。自身の安全と、生き別れの娘マリオンに会う代償として…。悠久のごとく長い時間を生きる男の孤独と愛を描いた物語。


…とのことで、演技巧者のベネディクト・カンバーバッチが、何世紀も生き続けてる不老不死めいた主人公トムの悲哀をどう表現するのかが、映画通の方にとっては見どころになりそうな「ハウ・トゥー・ストップ・タイム」のメガホンをとるのは、ベネディクト・カンバーバッチも出演したスパイ映画の最高傑作のひとつ「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」(2011年)のトーマス・アルフレッドソン監督だそうですから…、

どこの配信サービスやテレビ局を通じて、いつごろリリースされるのか?!は、冒頭のように始まったばかりの見本市で、商談されるでしょうが、映画通の方はひとまず、これは必見作になりそうかも…!!と記憶にとどめたり、メモをされたのではないでしょうか…!!、完成をお楽しみに…!!