ニューヨークで今日の4月9日の木曜日のクオモ知事の会見によれば…、
新しい感染の件数と入院患者の数は横ばいの傾向に入ってきています、これは朗報です。これでようやく、ひと安心できます…てか、そんなわけないだろ!!
…と語り、日ごとの死亡者は以下 ↓ の写真のように増え続けているため引き続き、外出自粛と社会的な距離を保つ感染封じ込めの徹底に注意を喚起しました。
ニューヨークでは病床の数を約5万3,000から約9万にまで増やしましたが、気を抜くと、すぐにベッドは埋まってしまい、患者を収容できなくなるため、いまの横ばいの傾向を全力で保たなければならない…とのこと。
市警では約2割にあたる7,155名の警官が何らかの病気により欠勤中であり、公安崩壊の危機にもあるため、東京などでも今後、現場に出るしかない警官の感染が増えるのかもしれません。
また、現場に出るしかない…と言えば、公共交通機関の MIT =ニューヨーク都市圏交通公社では、これまでに新型コロナにより、41名が死亡。約2万5,000人の職員のうち約6,022名が検疫隔離中であり、約1,571名がコロナ陽性。乗客の数は9割以上も減っているとは言え、公共交通崩壊の危機。
失業者の数も約81万人にまで達しました。
ニューヨークの死亡者の総数は約7,067名ですから、2001年9月11日のいわゆる9.11同時多発テロ事件の被害者の2,753人よりも、新型コロナのほうが4,000名以上も多くの命を奪っていることについて、クオモ知事は「見た目の爆発こそないにしても、この沈黙の爆発の邪悪さは、9.11事件に引けを取らない…」と、もはや、新型コロナの脅威がテロを上まわってしまった…と述べています。
なお、アメリカでは14州と見込みの3州を加えた計17州がもう、9月の新年度の始まりまで、学校はお休みです。
そして、今後の恐怖としては、ヨーロッパでは100万人あたりに約4,000床の集中治療室のベッドがあるのに対して、アフリカの43の国と地域では全体として、約5,000床しかないことから、100万人あたりの数に置き換えて、比較をすると驚くべきことに、3,995床も少ない、たったの5床しかありません。
アフリカで感染が爆発したら…どうなるのか?!、もう何も言うことができません…。
新型コロナの全世界トータルの感染数は約159万6,584件、死亡者は約9万5,402名。
アメリカの感染数は約46万3,512件、死亡者は1万6,510名。
日本の感染数は約4,979件、死亡者は105名。なお、いわゆるクルーズ船の件数は含めません。※クルーズ船の件数を含めるのは日本のマスコミだけです。
April 9, 2020
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