新型コロナウイルスの感染が世界各地に拡がり、映画にも影響を及ぼしてきたかと思いきや、北米での感染が爆発的に拡がり始めたことで…、
CIA の C はシネマの C であって、Cinema Investigating Agency なんですが、一時的に Coronavirus の C の COVID-19 Investigating Agency として、パンデミックに関係する動きを追い、学んできました。
今後も折りにふれて、新型コロナ情報はお伝えしなければ仕方がないでしょうが、CIA はそろそろ本来の映画のニュースと話題に軌道を戻していこうと思っています。
これからの北米の状況はただ、日ごとに感染の数と死亡者の数が増え続けるだけであり、それがピークに達するのを眺め、やがて、自然と減少するのを待つしかないのでは…と諦め始めています。
ロサンゼルスとニューヨークの感染拡大の経緯を振り返ると、やはり、人々が新型コロナを軽視していたことで、まず感染者の数が容易に増えてしまう。
その初期の感染増加に対して、当局が然るべき厳格な手段をとれば、一気に封じ込めるのでしょうが、当たり前の話として、いきなり、個人や企業の活動に制約をかけるのは難しい。
だから、情報提供をして、事態の危険性を周知させることに努めなければなりませんが、マスコミも人命優先の主義を貫かず、様々に周辺の情報や憶測まで伝えてしまうし、さらに SNS を通じて、様々な人が勝手に情報発信をするから拍車がかかり、何が大切なことなのか?!が次第にわからなくなっていく。
WHO の欺瞞も東京オリンピックの行方も、あなたの命には関係ありません。
そして、そうこうするうちに感染者の数が徐々に増えて、ニューヨークのように、ある日突然のように感染爆発が起こってしまい、すべての対応が後手後手になっていく。
感染爆発が起きると、政府がとれる手段としては…、
①即席の救急病院をデッチあげる病床の追加。
②必ず必要になる人工呼吸器の増産の要請。
③いわゆる医療崩壊を防ぐために、人手に余裕のある地方の医療従事者をかり出す。
④感染していない人の隔離。
…と、大きく言えば、4つしかなかったように思います。
それぞれの個人が取り組むべきことは、④番めの隔離を自主的に進んで行う巣ごもりしかありません。
巣ごもりが早かったサンフランシスコは状況に改善が見られ始めたというニュースもお伝えしました。
アウトドア派の人は苦痛かもしれませんが、CIA の読者の方は映画好きですから、インドアの生活が続くのも、それほど苦ではないのではと想像します。
コロナ不況による経済的な損失や失業の補償問題も当然、重要なことだと思います。しかし、それはパンデミックが終息を迎えたあとも、自分が元気で生きているという大前提にもとづいている話です。
当たり前の話として、ぼくは死んだら終わりだと思っています。人生において、命よりも大切なものはありません。命がなければ、人生はないんですから。
新型コロナの感染は注意さえ怠らなければ、かなり高い確率で防げるのでは…と、ぼくは様々な情報から思っています。致死率は高くないため、極端に怯えて、恐れおののく必要もないと思います。
しかしながら、このウイルスが厄介なのは、ふとした弾みで、誰でも死ぬというところです。
元気でなければ、映画も楽しめません。だから、ぼくは映画のことよりも、まず新型コロナウイルスについて学んで、みなさんにも気をつけてもらうように努めることが、自分のすべきことだと思いました。
アメリカ、中国、イタリア、スペイン、そして、フランスとイギリスも、感染爆発には対応し切れず、いずれの国も大勢の国民を死なせてしまっています。
アメリカ、中国、イタリア、スペイン、フランス、イギリスにできないことが、日本にできると思いますか?!
どうか、お願いですから、新型コロナウイルスには絶対に感染をしないと固く誓って、自宅でゴロ寝をしたり、配信の映画を観たりして、過ごすように努めてください。
新型コロナウイルスのパンデミックとは、家でダラダラとしている怠け者ほど救われるという前代未聞のおかしな危機です。
非常時への対応としては、なんてカンタンなことなんでしょう…。
April 1, 2020
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