ニューヨークは間もなく朝の午前9時ですが、合衆国労働省の本日5月8日(金)の発表によれば…、
新型コロナのパンデミックの悪影響を受けた先月4月の非農業部門の雇用者の数が、およそ2,050万人も減少し、失業率は14.7%に上昇。第二次大戦後としては最悪の記録を更新したとのこと。
つまり、1920年代末から30年代にかけての世界大恐慌=失業率は24.9%以来となる経済破綻が襲ってきたわけですが、しかし、失業はしているものの求職活動をしていないため、統計にはあがってこない労働者たちまで含めた見込みの実質の失業率は22.8%だそうですから…、
この数字は恐らく失業率は16%になるだろう…と試算していたエコノミストらの想定をさらに超えた悪化となっています…。
検疫封鎖の解除後にどれだけ数字を盛り返すことができるのか?!、今後の成り行きを見守らないことには、まだ何とも言えませんが、アメリカが経済破綻すると、そのしわ寄せはいつものように日本にも波及するかもしれません。くれぐれもご注意ください。(via CNBC News)
May 8, 2020
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