「ブラック・ウィドウ」のワクチン延期が「トップガン 2」のブラック・ウィドウ延期を招いたことから…
全体のスケジュールが見直されて、最終的に第4波延期になってしまったかのような感がありますが、現地のメルロースでは今日の週末の金曜日の4月9日に、パラマウント映画が今後のラインナップの全米公開日の大きな変更をプレス発表しました…!!
まずは今夏の勝負映画として、空軍を舞台にした愛国的な作品だけに独立記念日の7月4日(日)に向けて、2日の金曜日に全米公開を予定していたトム・クルーズ主演の「トップガン 2」の「マーベリック」は、秋の感謝祭の連休の動員を狙う11月19日に封切りを改めましたが、この約4ヶ月間の公開延期は…
ディズニーが国内のワクチン普及待ちを決めて、マーベル作品の「ブラック・ウィドウ」の公開日を5月7日から夏の7月9日に改めたことで、同スピンオフが同時配信のハイブリッド興行とは言え、「トップガン 2」が集客を稼ぐことができる興行の寿命が著しく短縮…、つまり、週末興行ランキングの2週連続第1位はあり得ない状況へとおちいったため、スカーレット・ジョハンソンとフローレンス・ピューのダブル・ブラック・ウィドウから敵前逃亡を決めた「ブラック・ウィドウ」延期だと解釈できそうです…。しかしながら、パラマウントは…、
主人公がブラックのコスチュームを身に着けたスピンオフ映画という点においては「ブラック・ウィドウ」とイメージが相通じている?!かもしれない「G.I.ジョー」のスピンオフ映画「スネーク・アイズ」が予定した今秋10月22日のハロウィン公開をキャンセルして、今夏7月23日へと約3ヶ月間の前倒しを決め、「トップガン 2」の穴埋めとしています。
そして、「トップガン 2」のトム・クルーズとは大変に親密な本人の間柄だけに今秋11月19日の封切り日を譲ることを承諾してくれたトム・クルーズが主演のスパイ映画の人気シリーズ「ミッション : インポッシブル」の第7作めは来年2022年夏の勝負映画として、5月27日封切りに延期されたことを受けて当然、さらに続編の「ミッション : インポッシブル 8」は、来年2022年秋11月4日全米公開から再来年2023年夏7月7日封切りに変更されていますが…、
イタリアやノルウェー、イギリスといったヨーロッパの方面にロケに出向いた「ミッション : インポッシブル 7」としては、欧州の市場での集客が重要となるため、現地感染状況が第4波に見舞われて、芳しくないことを踏まえてのパンデミック延期を含めたものと思われます…。
さらにパラマウント映画の今後の話題作の目玉になりそうな…、
「スター・トレック」の新作映画の全米公開日が再来年の2023年夏の7月9日に決まったことが発表されたほか、「ジャッカス」の新作は今秋10月22日全米公開、ビージーズの映画は来年2022年秋11月4日全米公開、「ダンジョンズ & ドラゴンズ」は再来年の2023年春の3月3日全米公開の予定などもアナウンスされましたが、映画の封切り日はいまだに「とてもとても」と「とても」を計3回書くほど流動的となっていますから、それらの日付けに必ず封切られるとは思い込まず、あくまでも予定であり、来週にはまた大きく変わるかもしれない…ぐらいに受けとめておいたほうがよいかも…です…!!