Paul Greengrass to Direct a New Film Night of Camp David : この大統領はアタマがおかしい狂人じゃないのか ? !、「ユナイテッド 93」 の社会派エンタテインメントのポール・グリーングラス監督の次回作が、トランプ狂信の現代アメリカをえぐる政治スリラー「ナイト・オブ・キャンプ・デービッド」に決定 ! !

「キャプテン・フィリップス」でも組んだ間柄のトム・ハンクスを再び主演に迎えた「ニュース・オブ・ザ・ワールド」が…


10日後の4月25日(日)に授賞式が開催の第93回 アカデミー賞に計4部門でノミネートされているポール・グリーングラス監督の次回作が、そのオスカー候補作から引き続きユニバーサル映画が製作・配給を手がける「ナイト・オブ・キャンプ・デービッド」になる見込みを、THR のボリス・キットがレポートしてくれました…!!


社会派の難しいテーマを採りあげながらも、ハラハラのエンタテインメントとしても楽しめる作品に仕上げることが得意のポール・グリーングラス監督が、政治ネタのポリティカル・スリラーのジャンルに挑む「ナイト・オブ・キャンプ・デービッド」は、1965年に出版された故フレッチャー・クネーベル(1993年没)作の同名小説の映画化です…!!

お話の内容としては、ホワイトハウスに住まう現職のアメリカの大統領が実は正気を失いつつあるパラノイアではないのか…?!と疑い始めた上院議員を主人公とし、その問題の大統領はマスコミ不信にかられて、メディアが自分を陥れようとたくらんでいる…などの陰謀論の妄想を抱え込むばかりか、あろうことか同盟国を裏切って、ソ連に接近し、敵国と親密になる墓穴を掘ろうとする…。



…といった次第で、約56年も昔の小説ですが、トランプ独裁の過去4年間の恐怖と狂気に怯えた政治と社会の事情を予言していたかのような筋書きですから、トランプ独裁は終わったものの、いまだトランプ狂信のカルトの負に悩まされている現実を踏まえると、まったくタイムリーな問題作になりそうです…!!


マーベルのコミックヒーロー大集合映画「アベンジャーズ : エンドゲーム」(2019年)や配信シリーズの「ザ・ファルコン・アンド・ザ・ウィンター・ソルジャー」ですら、トランプ独裁の暗黒の時代とトランプ狂信をテーマに採りあげているだけに、トランプの狂気をネタにした映画を誰かが作るだろう…とは思っていましたが、ポール・グリーングラス監督が一番乗りになりそうかも…?!、ただし、次回作として、すぐに企画が進められそうな気配ですが、具体的な製作スケジュールなどは今のところ、伝えられていません…。誰が狂気の大統領を演じるのか…?!も含めて、続報をお楽しみに…!!