世界中で問題視されている貧富の格差をテーマにしたショッキングな物語が注目を集めて…、
セリフが英語ではない外国語の映画としては、オスカー史上初の最優秀作品賞を獲得の快挙を達成した「パラサイト」が封切られたのは、パンデミック前の2019年でしたから、その傑作から約3年めにして、ようやく次の新作映画を手がけることが決まったポン・ジュノ監督が、主演俳優にロバート・パティンソンを迎える運びになった人選が、業界メディアの Deadline からレポートされました…!!
ロバート・パティンソンが新たにダークナイトを演じる DC コミックスのヒーロー映画「ザ・バットマン」を、今春の3月4日から全米公開する予定のワーナー・ブラザースが製作・配給するポン・ジュノ監督の新作映画は、ニューヨーク州在住の作家のエドワード・アシュトンが来月の2月15日に出版する新刊のSF小説「ミッキー 7」を原作の下敷きとしながら、同監督が自分の作家性なりのテイストを盛り込んだ独自の映画に仕上げる見込みとのことで…、
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原作小説の「ミッキー 7」のあらすじでは、氷の惑星を新たな植民星として、人間が住めるように改造するテラフォーミングを託された遠征隊が、自殺行為に等しい危険な任務を肩代わりさせる使い捨ての要員として、ミッキーを伴っていた…と、つまり、ミッキーはクローン人間という設定のようですが…、
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6人ものミッキーが死んだあとの新たな7番めのミッキーが、日常的な偵察任務の最中に消息を絶ったことから、また死んだか…と思われたのですが、実は氷の惑星の先住民に助けられ、生きていたミッキーがコロニーに舞い戻ると、すでに次の新しい自分のミッキー 8 が誕生していた…という展開から、テラフォーミングに悪戦苦闘ばかりか、食料まで尽きようとしているコロニーを救うために、ミッキー 7 は自分の生存を隠しながら、先住民との間の仲介者として奮闘することに…!!
…といった次第で、いつから撮影を始めるのか?!という具体的な製作スケジュールは現時点では伝えられてませんが、ポン・ジュノ監督とロバート・パティンソンの両者にとって、この「ミッキー 7」の映画化が次回作になるそうですから、今年2022年のうちに進展するのではないでしょうか…!!、続報をお楽しみに…!!
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